自毛植毛とは、「ヘアトランスプラント」と呼ばれるもので、頭皮の薄くなった部分に、後頭部や側頭部の毛髪を毛根ごと移植するという薄毛の治療法です。
後頭部や側頭部は、薄毛の原因となる男性ホルモンの影響を受けにくいといわれており、生命力が強い毛として知られています。実際に、この部分が薄毛になる人はほとんどいません。
移植された毛根の下にある毛乳頭が、頭皮の毛細血管や神経とつながり、髪の再生が期待できるもので、植毛後の自毛の発毛率は90%以上と非常に高くなっています。移植された毛髪は、本来の男性ホルモンの影響を受けにくいという性質をそのまま持ってきますので、植毛された部分でも抜けにくい状態を維持できるのです。
この方法は、人工毛移植と違って、その後の特別なメンテナンスも必要ありません。また自分の毛髪であるため、拒絶反応が出ることは一切ないという安心なものであり、髪の色や質感などにも違和感が全くなく、非常に自然な仕上がりになります。
自毛植毛にはいろいろな種類があり、自毛の採取の方法や使用する器具などによって分類されています。日本人の髪に最も合っているのは、「単一植毛」というもので、これは採取した自毛を分割して、専用の植毛針を使って1本1本植毛していく方法です。
痕も残りにくく、仕上がりが自然であるというメリットがありますが、時間とコストがかかるというデメリットもあるようです。
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